Web Magazine 〜私が柴山研を選んだワケ〜
〜 第14回 〜
I was much eager to be part of the Shibayama laboratory mainly because my research interests involve the synthesis and characterization of polymers for various applications. With focus on phase separation, structural transitions, and investigation of the physicochemical properties of polymer materials, the research works of Shibayama laboratory attract my interest and ignited my passion to learn more on this field. My previous studies were centered on synthetic techniques, however this time, I am given the opportunity to develop more complex characterization techniques which would reinforce my experience. The wide range of viable applications are not only significant but also current. Through the help of my colleagues and Dr. Shibayama himself, it would be my honor and privilege to explore more of this field of study.
Caidric Gupitのワケ
私が柴山研を志望した理由は、ソフトマター特に高強度なハイドロゲルに関しての記事を読んだからです。一般的なゲルはとても脆弱ですが、架橋点などを工夫することにより高強度なものを作れるという内容の記事でした。当時私は理学部化学科に所属していたので単一分子の性質ばかりに注目していました。そのために、ゲルの架橋点や網目構造などのミクロな構造がマクロな物性に影響するという概念はとても面白いものだと感じました。柴山研は中性子散乱や光散乱を用いてゲルの構造を明らかにしている研究室だったので、自分の興味と合致していると感じました。
今まで数式と距離をおいた生活をしてきたので散乱や高分子物理化学について分からないことも多いですが、自分から率先して勉強していち早く研究室の役に立ちたいと思います。
大平征史のワケ
柴山研を選んだ一番の理由は、これだけ身近に溢れているにも関わらず、未だ解明されていないことも多いソフトマターという物質に興味を惹かれたためです。その力学的特性は興味深く、今まで触れてきた単純な分子からなる系では見られない独特の振る舞いを、中性子散乱という手法を用いて解明できるということに驚きました。また、ソフトマター物性は比較的新しい分野で、複数の分野から成る境界領域に当たるため、広い視点や豊富な学識を身につけられるのではないかと考えたためです。
光散乱も高分子物性も、私にとって初めて触れる分野であり困難なことも多いですが、幸い研究室には優秀な先輩やスタッフの方々がいらっしゃるため、助けられています。今までの勉強不足を痛感することもあり、課題は山積みですが、早く追いつける様に頑張りたいと思います。
辻優依のワケ
私は東京理科大学から柴山研究室に進学しました。柴山研究室を志望した理由は、三つあります。一つ目は、研究材料にソフトマターを扱っているということです。ソフトマターは幅広い分野で用いられている、とても有用な材料なので、非常に興味深いと感じたからです。二つ目は、研究に集中できる環境であるという点です。実験装置が充実しているため、自分のペースで研究に打ち込める環境であるということが、とても魅力的だと感じています。三つ目は、アットホームな研究室であるということです。研究だけでなく、授業や勉強などで分からないことがあると、その都度、先輩方が丁寧に指導して下さるので、安心して学生生活を送ることができます。
柴山研究室にはとても優秀な先輩方がおられるので、研究のノウハウをたくさん学べるよう、日々努力していきたいと思っています。